ラップタイマーに必要なパーツ一覧 GPSモジュール編

2026年10月27日火曜日

GPSラップタイマー使用部品

t f B! P L

GPSラップタイマーを自作するうえで、最も頭を悩ませるのが「どのパーツを選び、どう接続すればいいのか」という点です。

この記事では、筆者が実際に自作ラップタイマー「KLAP」や各種テストで使用してきたおすすめのGPSモジュール、購入先、スマホ接続時の変換アダプタ、Bluetooth化のポイントを詳しく紹介します。

1. ラップタイマー用GPSモジュールの選び方と購入先

GPSモジュールは、u-blox製チップを搭載し、設定ツール「u-center」で変更が可能なものを使用するのが基本です。

USB接続タイプ(Android / KLAP-USBなど)

Android版KLAPのようにスマホと直接USB接続して使いたい場合、Type-Cコネクタが標準装備されているタイプを選ぶと配線が非常にシンプルになります。

  • 購入先について: 秋月通商などの電子部品店やAmazonのほか、最近は種類が豊富で安価なAliExpress(アリエク)を利用することが多いです。中国からの個人輸入に不安がある方はAmazon等の国内通販をおすすめします。
  • 選ぶ際のポイント: 「u-centerで設定できること」が最重要です。MediaTek製チップ等でも設定は可能ですが、情報量が多く躓きにくいu-blox製(M7, M8, M10など)が圧倒的に楽です。
おすすめパーツ例:
・QUESCAN USB Type C GPS Antenna Receiver (u-blox M7 / M8)
USB Type-Cコネクタ付きでケーブルが短く、メーター周りにすっきり収まります。
商品画像
QUESCAN USB Type C GPS Antenna Receiver u-blox M7 M8 Right-angle USB Type‑C

USB typeCコネクタ付きで、コードが短くとにかく扱いやすい



2. スマホ接続と変換アダプタ(OTG対応の重要性)

スマホとGPSモジュールをメーターパネルに直接取り付ける場合、余計な配線を減らしてスマートフォン側から給電するのがスマートです。

ただし、PCやスマホ側の端子形状に合わせて「OTG(On-The-Go)対応の変換アダプタ」が必要になります。

  • GPS側がType-Cでスマホ側が異なる場合や、USB Type-Aのモジュールを接続する場合は、必ずOTG対応のアダプタをご用意ください。
  • iPhone(Lightningポート搭載機)で有線接続する際も、Lightning対応のOTGアダプタが必須となります。
おすすめ変換アダプタ例:
・USB C 3.0 Adapter (Type-C to USB 2.0 / OTG対応)
・Vention Lightning OTG Adapter (iPhone 13/14等のLightning to Type-C変換)


GPS取り付け状態

私はスマホとGPSモジュールをメーターパネルに直接取り付けています。
K-LAPでは給電もスマホからGPSモジュールにするので、スマホとGPSモジュールのみで余計な配線が不要になります。
画像は、タコメータ付きのK-LAPのため、別モジュール用にバッテリーを搭載しています。
タイム計測だけなら下の画像のようになり、シンプルです。

K-LAP 取付状態

PCとの接続は、GPS側がTypecの場合、TypeAの変換アダプタが必要になります。
GPSがTypeAの場合、スマホ側にあわせた変換アダプタ Typec、または、TypeBに変換する必要があります。
その場合、OTG対応のアダプタを使ってください。


GPSモジュールをBluetoothで使いたい場合

DorrogerやRacechrono、GPSLAPSなど無料アプリで使いたい場合、K-LAP(iphone版)は、USB接続のGPSモジュールでは対応できません。

GPSモジュールから位置情報をbluetoothでスマホに送る仕様となっています。

GPSモジュールは給電を、別バッテリー(モバイルバッテリーなど)またはスマホから取る必要があります。
スマホから取る場合は、さきほどのOTGアダプタを利用してください。

iphoneの場合
Lightningポート搭載機器では、Lightning対応OTGアダプタが必要になります。




自作 bluetoothGPSモジュール

上の画像は自作GPSモジュールです。
M8チップで18Hzに更新レートを上げ、bluetoothモジュールでスマホに送信
OTGアダプタで給電しています。

GPSモジュールは、シリアル用のGPSモジュールを使うか、USB-GPSモジュールの配線をカットして、bluetoothモジュールに接続して使います。



商品画像
QUESCAN 28mm M10 GPS GNSS Module with Compass for RC Airplane Betaflight ArduPilot INAV GPS Galileo BeiDou GLONASS UBX-M10050-KB

M10のGPSモジュール 配線付きです ケースを別途用意する必要あります。





配線付きのGPSモジュールとbluetoothモジュールがあれば、DorrogerやGPS LAPS用のblueutooth付きGPSモジュールを自作することができます。
自作のbluetooth GPSモジュールの作り方は別記事で紹介します。 
 作るのが大変な方は、最近以下のGPSモジュールが発売されました。
手間と値段を考えると購入したほうが安いかもしれません。
 

実績のある、Dorroger純正なら問題なく使用できます。
DorrogerのHPには、各種ラップタイマーの接続方法が詳しく掲載されています。


まとめ

GPSラップタイマーは、構成や予算に合わせてさまざまな選択肢があります。

  • USB有線でシンプルに組む場合: 3,000円前後で高精度なUSB-GPSモジュールを活用(KLAP等に最適)
  • Bluetooth無線で組む場合: モジュールを自作(約4,000円)するか、市販の専用品を導入

ご自身が使用するラップタイマーアプリの仕様や、スマホの端子環境(Type-C / Lightning)にあわせて最適なパーツを選んでみてください。

Translate

このブログを検索

自己紹介

kfac
kfactoryclub GPSラップタイマー「KLAP」の開発者。 Android/iPhone向けGPSラップタイマー、 10Hz GPSモジュールの検証、 走行解析ツールの開発、 ESP32やArduinoを利用した バイク向け電子工作を行っています。 実際のサーキット走行で検証した内容を掲載しています。

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

QooQ