【開発記録】GPS・タコメーター・水温計を1画面へ。KLAP開発初期の統合メーター実験
現在のKLAPシリーズはGPSラップタイマー機能を中心に開発していますが、開発初期にはGPS計測だけでなく、車両情報をスマートフォンへ集約するシステムの検証も行っていました。
この記事で紹介する動画は、その当時の試作版アプリの動作確認記録です。
■ 当時目指していたシステム
開発初期に構想していたのは、
・GPSラップタイマー
・タコメーター
・水温計
・各種センサー表示
を1つの画面で確認できる統合メーターでした。
サーキット走行時に複数の機器を取り付けるのではなく、スマートフォン1台で車両情報を管理できる環境を目指していました。
■ 動画は初期プロトタイプ
・GPS速度表示
・タコメーター表示
・BLE通信
・ラップタイマー画面
の基本動作を確認できます。
現在のKLAPシリーズとは画面構成や機能が異なりますが、開発当時の方向性を確認できる記録として残しています。
■ タコメーター表示の検証
回転数表示には、自作パルス発生器を使用しています。
実車ではなく疑似信号を入力し、
・表示レスポンス
・追従性
・通信遅延
などを確認していました。
特にアナログメーターに近い自然な表示を目指し、更新周期やデータ処理方法を何度も調整しました。
■ BLE通信システムの開発
車両情報の送信にはESP32を採用しました。
取得したデータをBluetooth Low Energy(BLE)でスマートフォンへ送信し、
・回転数
・水温
・センサー情報
をリアルタイム表示する構成です。
開発当時は通信の安定性や遅延対策が大きな課題であり、現在のBLE関連開発の基礎となっています。
■ GPS表示の検証
動画撮影は屋内環境で行っているため、GPS速度表示には位置の揺らぎが含まれています。
実際のサーキット走行では屋外で十分な衛星を捕捉できるため、より安定した計測が可能です。
この頃はまだラップタイマー機能の精度向上と並行してGPS関連の実験を続けていました。
■ 現在のKLAPとの違い
現在のKLAPシリーズでは、
・GPSラップタイマー
・GPXログ保存
・走行解析
・セクター計測
を中心に開発を進めています。
一方、この動画の時期は「車両情報をスマホへ集約する仕組み」の検証が主な目的でした。
開発の方向性は変化しましたが、この時期の実験が現在のBLEモジュール開発やGPS計測技術につながっています。
■ まとめ
本記事の動画は、KLAP開発初期に行っていた統合メーター構想の実験記録です。
現在のシステムとは異なる部分もありますが、
・BLE通信技術
・タコメーター表示
・GPSデータ活用
など、その後の開発につながる多くの技術検証が行われていました。
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